こんにちは。この「Hunterまでの道程」シリーズもついに射撃教習です。こうやって振り返ってみるとやはり長いですよね〜猟銃を所持できるようになるには。時間的にも金銭的にもそこそこ苦労して猟銃を所持したので、当然ですがやはりくだらない事をして許可取り消しにはなりたくないですね、ほんとw。
それでは今回もよろしくお願いいたします。
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ここで注意しないといけないのが、射撃教習を行う射撃場で実包を販売してるか否かですね。してる場合は、当日射撃場に行くだけですが、販売していない場合は事前に自分で実包を用意しないといけません。そのためにも「猟銃用火薬譲受許可証」が必要となります。教習資格認定をする際に忘れずに一緒に申請しましょう。
射撃教習は実技だけでなく、前半は座学形式の講義があります。この辺は猟銃等講習会とかぶってる内容が結構あります。私の時は岐阜の銃砲店さんが講師をしてました。その後、実銃の取扱から分解そして組み立てと行い、整備方法も一緒に教わります。整備不良で暴発などしたら大事故ですからね。
そして、射撃フォームの練習を行い、トラップ場で実際の射撃練習にはいります。ついにきたか!とテンションが上がったのをよく覚えています。
そして初めて撃つ銃。しかも散弾銃。このときは散弾なんだから簡単に当たるだろうと思い、5発撃ちましたが1発も当たりませんでした...他の人はすでに当ててるのに。冷や汗が出ました。そして次の射台でなんとか1発だけ当たりました!この時は安堵感しかありませんでした。その後は徐々に当たるようになり計25発の練習が終わりました。
この射撃教習ですが、25発中2発当たれば合格です。しかもお皿はまっすぐしか飛んでいきません。速度も今思うと少し遅い気がします(実際はどうなのかわかりません)。それほど難しい試験ではないと思いますが、その時は余裕もまったくありませんでした。
そしてついに本番です。
本番はなぜか非常に調子がよく、第一射台で合格ラインに達しました。こうなると気持ちが楽になり、最終的には16発/25発中当てることができ終了しました。思い返すともう少し射撃フォームについてしっかり話を聞いておけば良かったかな〜と思います。
合格したら「射撃教習修了証明書」をもらえます。この証明書を持って銃砲店にいき、いよいよ自分が所持する猟銃を購入します。購入する猟銃について悩む、これはここまで頑張った自分へのご褒美みたいなものですね。非常に楽しかった記憶があります。私はBERETTA AL391ウリカにしました。
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あとはガンロッカーと装弾ロッカーも購入し部屋に設置します。警察の立ち入り検査もありますので、しっかりと法令に沿って設置しないといけません。先日警察署に行った際に確認したのですが、ディアウォールのようなアジャスターに設置してもいいようです(愛知県はということで)。これは助かりますね。
書類を提出してから約7週間後に所持許可申請がおります(あくまで愛知県ですよ)。この期間にも周辺調査を行っているらしいです。私の場合はもう少し早く許可がおりました。そして猟銃を持たせても安全な人間だと判断されると、警察から所持許可がおりたと電話があります。忘れた頃にという話も聞きますが、私は特に忘れずにまだかまだかと一日千秋の思いで待っていました。所持許可の効力は3ヶ月ですので、この間に猟銃を正式に手に入れ、さらに14日以内に警察署でのチェックを受けます。
長かったですね〜ほんと。警察に相談に行ってから約6ヶ月かかりました...ですのでもしこれから猟銃を所持したいと考えている方は、狩猟を始めたい時期から逆算して動いた方がいいと思います。あとは所轄によって対応はかなり違うと思います。猟銃等講習会の申請さえもまったく受け付けてもらえない地域もあるらしいですよ。こればっかりは運もあるかもしれません。神のみぞ知ると言ったところでしょうかね。一度所轄の警察に電話してみるとわかると思います。ただしどんなことを言われても怒らないように!と〜っても大事なポイントですよ!
次回は「狩猟免許取得に向けて!」です。こちらは猟銃の所持に比べたら拍子抜けするくらい簡単ですw。それでは。