少し前の話になりますが、ついに念願の「北海道」へ出猟してきました!今シーズンで3年目となりますが、思っていたよりも早く夢が叶いました。これもすべて、いつもお世話になっているグループの方々のおかげです。ありがとうございます。同じグループの方々が「北海道」へ行っていなかったら、間違いないく私は「北海道」へ狩猟に行っていないでしょう。
ということで、Hunting Diary Season3(2019)の出猟は「北海道編」からのスタートとなります。また行きたい!もっと長くいたい!心から本当にそう思える最高の旅でした。
今回の「北海道」への出猟に備えて、私は新しいガンケースを購入しました。これは以前もご紹介しておりますが、バックパックのように背負えるタイプのガンケースです。しかもブランドは1番好きな「KRIPTEK」。もうこれだけで購買意欲が一気に上がりますw。
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私が新しいガンケースに求めたのは、ずばりガンケースらしくない“見た目”です。空港内を銃を持って歩くのですから、あまり周囲の人に変な誤解を生じさせないようにという配慮(自分なりの)からです。もちろん見る人が見ればすぐわかるでしょう。
新しいガンケース購入して一切の不満は無かったのですが、一つだけ懸念材料がありました。それは、航空会社が用意するジュラルミン製のケースに入るのか?ということです。購入してから、ジュラルミンケースの話を聞いたため、非常に不安になりました...
そして当日まで懸念材料を抱えたまま、空港に向かいました。車で空港に向かい、空港内をガンケースを背負って予約した航空会社まで歩きます。お陰様で、誰も私を怪しんでいる人はいませんw(おそらく)。そして予約した航空会社の荷物検査場へ到着。ここまでは順調です(当たり前ですけど)。予約の確認をし、ついに私の番が回ってきました。
航空会社の方から聞かれます。「これは楽器がはいってらっしゃいますか?」ここで私は「よし、ばれていない!」と内心喜んでしまいましたw。もちろんそういう問題ではないんですけどねw。声のボリュームを落とし、答えます。「猟銃が入っています」。それまでの和やかな空気が変わり、航空会社の方の眼光が鋭くなるのを感じます。「少しこちらでお待ちください」。そう指示され、他の方(上司?)に報告しています。
「ではこちらへどうぞ」。少しばかり離れた場所へ案内されます。ここで説明があります。「荷物としてのお預かりはハードケースで鍵がかかるなら、そのままお預かりいたします。お客様の場合、ソフトケースのため、こちらで専用ケースをご用意いたします。その間、こちらの申請書に必要事項をご記入ください。装弾はお持ちですか?そちらも一緒にお預かりいたします。」
指示に従い申請書に必要事項を記載します。ここで必要な物は猟銃の所持許可証です。航空会社の方に渡し、確認をされます。特に時間はかかりません。指示通り申請書に必要事項を記載し待ちます。すると出てきました“ジュラルミンケース”が!
ほーこれが、噂に聞くジュラルミンケースか。いかにも頑丈そうな見た目。まさに危険な物を運んでいますと伝わってくる外観です。早速試しに私の自慢のガンケースをジュラルミンケースに入れます。
お、入ったぞと安心したのも束の間。ガンケースの全長は問題ないようです。しかし縦のサイズの方が問題で入りません。正確には途中までは入りますが、ふたを閉めるのは無理といった感じです。完全なソフトケースならば「ぐにゃ」っとすれば入ると思われますが、私の相棒には猟銃の保護のため、ぐにゃぐにゃにはならないようにケース全体を囲むように芯が入っています。まったく入らず冷や汗をかく私...どうすればいいのか。
その時航空会社の方が「ケースのままでは入りませんので、中の猟銃を取り出してもらって直接こちらのケースに入れてもらってもいいですか?」とやさしい対応をしてくれます。「え、いいんですか!」「ありがとうございます!」となぜか御礼をいい、ガンケースから相棒のウリカを取り出します。こういうこともあろうかと、さらにカバーにウリカを入れていましたw。そして、ジュラルミンケースに入れます。あとは航空会社の方がケースの中で動かないように本当に丁寧に梱包してくれました。ちなみに装弾はまた別の小型ジュラルミンケースに入れます。こちらも丁寧な梱包。さすがプロ。
参考までにジュラルミンケースと私のガンケースの比較写真を載せませす。
あまり参考になっていないかもしれません...長径は結構あります(130cm以上?)が、奥行きと深さはそこまでないため、私のガンケースのような縦幅が広めな物はアウトですね。
空になったガンケースは、一般の荷物と一緒にお預かりとなります。あと、当たり前ですがナイフを持っているようでしたら、そちらもちゃんと伝えましょう。こちらもケースに入れておいた方がいいかと思います。これは一般の荷物と同じ扱いになりますね。
次回は北海道での狩猟の実際編です。それではまた。