今回は、猟銃所持者必須『経験者講習』についての記事です。私もついに3年目となり、相棒ウリカの更新が近づいてきています。この猟銃等所持許可の更新には、『経験者講習』の受講が必要となります。
私も11月に受講いたしましたので、その様子をお伝えいたします。
正式名称は『猟銃等講習会』です。原則、猟銃又は空気銃の所持許可の更新を受けようとする者は、射撃指導員として指定を受けている者を除き、都道府県公安委員会が行う猟銃等講習会の講習修了証明書(許可の更新時において交付の日から起算して3年以内のもの。)の交付を受けていなければ更新を受けることができません(引用:猟銃等取扱いの知識と実際)。
つまり、ほとんどのハンターが受講しなければならないとうことになりますね。ちなみにもう一つ更新にあたり、受講が必要なのが『技能講習』です。『技能講習』は自らの猟銃を使用し、実技(クレー射撃等)を行います。
こちらは、
- 国民体育大会の射撃競技に参加する選手又はその候補者として公益財団法人日本体育協会の加盟地方団体から推薦された者
- 更新を受けようとする種類の猟銃に係わる射撃指導員
- 特定鳥獣被害対策実施隊員
- 特定従事者
以上に該当する方は受講が免除されています。①②はまだわかりますが、③④は再考したほうがいいかと思いますがね。個人的には…
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申し込みに必要な書類等…
- 猟銃等講習会申込書(1通:県警HPからダウンロードし記入)
- 写真 (1枚)
- 受講料 (3,000円:証紙を警察署内で購入)
- 所持許可証・印鑑 (持参)
上記の書類等を提出し、不備がないか確認してもらいます。
講習会は、当日いただくテキスト「猟銃等取扱いの知識と実際」に沿って、進められていきます。100%座学です…
主に事故に対する予防やマインドセットなどに重点が置かれています。
その他に猟銃の安全管理の確認(脱包についてやルールなど)ももちろんあります。そして、所持許可更新の手続きなどについてもありますね。
後半は、ビデオ教材を使用しての猟銃での事故再現映像や実例報告が中心です。警察官の方から聴講する猟銃での事故例は心に響くものがあります。加害者や被害者のその後など…
そして最後に小テストがありましたが、合否を決めるというよりは確認程度のものです。至極当然の内容ですのでまったくプレッシャーはありません。