こんにちはBorkです。今回は狩猟とはまったく関係のない、登山についての記事となります。私の趣味の一つに「登山」がありまして、約8年ほど前から職場の仲間とともに活動しております。
これまで登頂した山は、猿投山(629m)・伊吹山(1,377m)・御嶽山(3,067m)・恵那山(2,191m)・木曽駒ヶ岳(2,956m)・宝剣岳(2,931m)・空木岳(2,864m)・蓼科山(2,531m)・御在所岳(1,212m)・槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,897m)・北岳(3,193m)
といったところです。ほかにも一応ありますがメジャーなところはこんなものですね。
年に2回くらいしか登山をしていないのでそれほど数はのぼっておりません… が、趣味の一つとして楽しんでいます。
今回、富士山に次ぐ高峰である“北岳”に登頂しましたので、その行程などについて記事にしたいと思います。また今後も非常にゆっくりとしたペースですが、登山記事もアップしていきたいと思います。
北岳とは日本においてユネスコ認定の世界文化遺産である富士山(3,776m)に次ぐ高峰で、南アルプスの北部に連なる通称白峰三山の一つです。
ちなみに3,000mを超える山5座が、南アルプスの北部に連なっており、北岳(3,193m)のほかに中白峰(3,055m)、間ノ岳(3,189m)、西農鳥岳(3,050m)、農鳥岳(3,026m)が鎮座しています。
行程としては、AM5時15分 芦安駐車場よりバス
AM6時13分 広河原バス停着 登山開始
AM9時05分 白根御池小屋着
AM12時5分 小太郎尾根分岐
AM12時35分 北岳肩ノ小屋
上記のような感じです。実際にこの行程で登頂しましたが、注意点としては芦安駐車場から広河原バス停までのバスですね。私が行ったのは10月中旬ですが、まだ人が結構いました。油断して行くともしかしたら始発のバスに乗れないということもあると思います。特にハイシーズンは注意が必要です。
通常のバス以外にも乗り合いタクシーもあるので(バスよりも100円くらい高いです)、そちらを選択するのも一つの手ですね。
広河原バス停を超えるとまずつり橋が出てきますので、それを渡ります。目指す北岳も見えますのでモチベーションが高まりますw。つり橋を渡るとそこからは森の中。マイナスイオンを浴びることはできますが、特に面白い所ももちろんありません。当日の天気は快晴というわけではなかったため、景色もそれほどという感じでした…
ただ、私的には野生動物のフィールドサインがあるのか確認しながらの登山でしたのでそれなりには楽しんだ感じですね。森を歩いていくと「ピー」という高音が聞こえてきました。おそらくですが、鹿が発した警戒音かと思います。もちろん鹿の姿が見えませんが、初めて鹿の発する警戒音を聞くことができたので勉強になりました。狩猟時の貴重なデータとして記憶しておきたいと思います。
男しか今回の登山には参加していないため、結構なハイペースで登山道を進んでいきます。予定ではAM9時前半に白根御池小屋に到着する予定でしたが、30分近く早くに到着しました。ここで一度休憩を取ります。この山小屋は施設が非常に綺麗です。テントサイトもあり充実している感じでした。何よりもトイレが綺麗です!この後は「肩の小屋」まで小屋は出てきませんので、ここでトイレを済ませておくのが無難です。
そしてここから先は北岳登頂におけるもっとも過酷な急登が待っていますので、この小屋でしっかり休んでから行くといいと思いますよ。我々は水分補給や行動食を軽く摂取して大して休憩を取らずに出発しました。
北岳へ向かう一番の急登を乗り越えると小太郎尾根分岐に到着します。ここまでくればあと少しですね。小太郎尾根分岐の標高は2,860mですのでいわゆる“森林限界”に近くなっています。はえている植物もハイマツが主となっています。
ここからはほぼ稜線をゆるやかに登っていくだけですので体力的には大分楽になります。おそらく晴れていたら景色も見応えがあるのではないかと思いますが、当日は残念ながらガスってました...
あとは紫色の石がよく目につきましたね。何かの鉱物が入っているのでしょう。このまましばらく歩くと文明の音(発電機)や建物が見えてきます。つまり、「肩の小屋」に到着です。標高は3,000mまで来ました。北岳の頂は目と鼻の先です。
ちなみに私以外のメンバーは私が山小屋で休んでいるときに登頂しておりました... 天気予報では深夜から雨という天候でしたので心配でしたが、まあこればっかりはしょうがないですね。
就寝後に屋根に落ちる雨の音で目が覚めました。おそらく深夜3時くらいだったかと思います。そして次に目が覚めたのがAM4時過ぎでした。外は雪が降っておりすでに積もっていました...
AM5時過ぎに朝食をいただき、天候が回復するのを待ちましたが変化はありません。天気予報ではAM8時過ぎには止むという話でしたが、一向に変化がないため意を決して登頂することにしました。
晴れていればなんともないコースですが、雪が降っていると話は違います。足下に気をつけ慎重に登っていきます。15分くらい歩くと日本2番目の高峰である「北岳」の頂に到着しました。本来なら2番目の高峰から1番目の高峰である富士山を見れたのですが、雪が吹雪き状態だったため、まさに何も見えませんでした涙...
ただ登頂はしたので満足です。次は快晴の時に登ってみたいですね。きっと綺麗なんでしょう。登頂の記念に雪だるまを造っておきましたw。
今年度の登山はこれで終了です。来年は春、秋で日帰り登山とアルプス縦走を行いたいと考えています(今のところ)。それではまた。