射撃記#7(ついに射撃場で相棒デビューしました)

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先日、私の相棒に『Browning Cynergy』が追加されました!こちらは完全なトラップ射撃用になります。手に入れてからは操作確認とシャドー射撃練習に勤しんでおりましたが...少し時間が出来たため、相棒を射撃場デビューさせてきました。何というか、勉強になりました。今回はそちらの記事になります。

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まずは射撃場でのルール確認から

仕事を早めに終えれたため、相棒を自宅に取りに行き、急いで射撃場に向かいます。車中では混んでないといいな〜とか、上下二連の反動ってどのくらいだったっけかな〜とか射撃の事で頭がいっぱいです。

射撃場に到着し、受付の方に挨拶をして、トラップ射撃を行いたい事を伝えます。そして、装弾も購入。今回は慣らし運転ということで50発のみ...少ないですが、到着した時間も遅かったためしょうがないですね。

急いで準備をし、トラップ射撃場へ。当たり前ですが、数人の方が射撃練習を行っております。まずは見学をし、その方々が終了してからプーラーさんに挨拶します。先に行っていた方々は休憩にはいられたため、上下二連の場合のルールというかマナーというか、確認します。大事なことですからね。教えていただいた事で、個人的に重要と思ったのが、次の2点です。

  1. よく見る上下二連の光景と異なる点は、上下二連を折って肩に担いでいるのをよく見ます。あれは、あまり良くはないようです。銃口を下に向け、胸の前で持つ方がマナーとしてはいいと。なるほど。ということで、私もその方法で射台を移動する事にしました。
  2. あとは、装弾を装填する際は銃口を約120°上方に向け行うということを教えていただきました。これは自動銃でも同様ですね。上下二連の場合先台の方を跳ね上げるため、装弾が落下するのではないかと心配しておりました。実際行ってみましたが、そのような心配は無用でしたね。この点も実践していかなければなりません。

このように予めルールやマナー確認をしましたので、いよいよ本番です。

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1R目

この日をどれだけ待ちわびたことか。長かった、とにかく長かった...こみ上げる思いを抑え、マイクに向かい合図をします。そして勢いよく飛び出すクレーピジョン!(ちなみに公式ルールのストレートです) 出た!ピジョンを追います。よし捉えたと思い、引き金を引きます。割れることもなく、飛び続けるピジョン。最後は崖?に当たり見事砕け散りましたw。「ふふふまあまだ一発目だ。そのうち慣れるさ」と余裕をかましながら、次の射台へ移ります。

そして、再びマイクに向かい合図をします。またまた勢いよく飛び出すピジョン!そしてまたまたバレルを逃げるピジョンに合わせて、引き金を引きます。止まらぬピジョン。またまた崖?に当たり見事に砕け散りました...「まあまだ慣れていないからな」。またまた余裕をかます私。この時点で結構痛い人だと気付いておけば良かった...

その後も継続しますが、全然中りません(汗)。気付けば折り返しまで来ていました。そしてさきほど休憩にはいられた方が数人戻ってきて、私のショボイ射撃を見ている事にその時気付いてしまいました...一気に全身から噴出する変な汗。これまで相棒のウリカでトラップ射撃を行っている時は、「自動銃なのによく中るね〜」とか褒められて調子に乗っていた私。電光掲示板に映し出されるショボイ数字...恥ずかし過ぎました。

そんなことを言ってもしょうがないので、射撃の方に集中しますが...中りません(涙)。結局一桁の結果でした。しかもストレートのみで。なんだこの結果は。トラップ専用の上下二連なのに。異様に疲労し(特にメンタルが)たまま、休憩にはいります。

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2R目

久しぶりに変な汗が...落ち込んでもしょうがないので、1R目を分析します。まずはフォームの確認から、おそらくこれは問題無かったと思います。とすると、自動銃とピジョンの狙う位置が異なるのか?そう考察しました。

では2R目は狙う位置を変えてみよう。そう考えながら、他の方がの射撃を見学します。みなさんお上手でした。ベテランさんばっかりですね。ただし、ベテランだからといって、必ずしもルールやマナーがいいという事はなく、むしろマナーが疎かになっている方も少しいらっしゃいました。“人の振り見て我が振り直せ”私はルール、マナーを常に意識し、射撃練習しようと思いました。

ベテランの方々が終了したため、ついに私の番がやってきました。当初の計画では1R目はストレートで2R目は通常のルールで行おうかと計画しておりました。しかし、まったく感覚がつかめていないので、背伸びせずにストレートのみで行う事にしました。

射台に入り、相棒を構え、マイクに合図をします。そして勢いよく飛び出すピジョン!今度こそ、と意気込んで1R目とは違うピジョンの位置を狙い、引き金を引きます。何事も起こらずに飛び続けるピジョン...最後ピジョンを砕いたのは凄腕の崖?でした...結局しばらく中らぬまま減っていく残弾数。焦りというか、自分に対する怒りというか、よくわからない感情がこみ上げてきます。

そこでよ〜く考えてみると、一点気付いたことがありました。その点を注意して射撃を行うと、急に中りだしました!そして本当に終盤のみピジョンを砕く回数で、凄腕の崖?に勝利しました。

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考察

ここで考察してみます。ほとんど中らなかった時...どうしていたかというと、相棒の昭星を見ていませんでした。つまりピジョンしか見ていなかったのです。このことに途中気づき、昭星をピジョンに向けるようにしてからは中てる事ができるようになりました。

そしてピジョンの狙う位置ですが、以下の図に示します。

このように自動銃の場合は、昭星をピジョンにそのものズバリ合わせて引き金を引きます。すると中ります。しかしながら、上下二連の場合は...

昭星をピジョンの下側に合わせます。ちょうど昭星にピジョンを乗せるような感じでしょうかね。すると中りました。

この感覚はプーラーの方にも確認しましたが、合っているようです。個人で異なることももちろんあるとは思いますので、適当に聞き流してください。ただし、私は昭星の上にピジョンを乗せるようになってから、中るようになりました。私には合っているという事でしょう。

もちろんまだ使用した装弾数が少ないため、さらに検証していかないといけません。が、次への課題を見つけることができてよかったと思います。練習して仮説を検証して、結果を分析しての繰り返しですね。

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まとめ
という感じで、結果だけ見れば燦々たる相棒のデビュー戦でしたw。しかし、明確な課題が見つかったので、個人的にはよかったと思います。何よりも相棒で射撃が行えたという事が嬉しいですね。課題は山積ですが、少しずつ相棒シナジーとの距離が近づいていけばと思います。練習あるのみです。それではまた。