Hunting clothes (狩猟ウェアの紹介#1アウター編)

狩猟着について


今回は私が狩猟時に着用しているウェアの紹介をさせていただきます。つまり、アパレルですね。私は有害鳥獣駆除はまだやっておりませんので一般的な猟期、冬用のウェアです。どうぞ最後までおつきあいくださいませ。よろしくお願いいたします。

まずはハンティングウェアの代名詞からです

私は所属する猟友会のグループ猟で狩猟をしていますので、必須なのが“オレンジ系のベスト”です。もちろん狩猟を単独で行う場合も目立つカラーをウェアとして着用したほうがいいと思います。そして、このオレンジベストですが、大日本猟友会の支部猟友会には同じオレンジの帽子とともに配布されていますね。狩猟用としては目立つし理にかなっていると思います。

しかし!私はあのベスト&キャップを着用するのに抵抗がありました... なぜならはっきり言って「格好悪い」からです。これはあくまで個人的な見解です。機能や目立つという目的はもちろんクリアーしているのですが、できれば着用したくないというのが本音です。だれがデザインしているのでしょうかね?もうちょっとなんとかなりそうですが...

私は大日本猟友会の支部猟友会ではなく、愛知県連合猟友会に所属しております。愛知県連合猟友会はあのようなベストは配布されないので正直助かりました。狩猟といえど自分が気に入ったウェアを着用したかったので。

そこで、ベストをいろいろ探しました。狩猟関係の本も購入し狩猟用ウェアのコーナーをよく見ていました。あとはやはりネットですね。当初デザイン的に気に入ったのが猪鹿庁さんが販売しているベストです。猪鹿庁さんは狩猟を始める前から雑誌等で知っており、よくHPも見ていましたので
ベストが販売されていることも知っていました。猪鹿庁さんは若い人達が中心で運営しているのでデザイン性も高く、かつ機能も優れている(とHPに書いてあります)ときたら、買うしかない!

と、思ってHPを見たらすでに売り切れ!なんてことだ、遅すぎたか...残念。落ち込んでもしょうがないのでネットで他のブランドを探します。モールシステムのベストも機能性がよくていいのですが、ちょっと見た目が好みではないため候補にはなりませんでした。さらに検索していると、ありました。見た目が好みのベストが。
こちらはハイクストアさんが販売しているベストです(図1)。よく見ると猪鹿庁さんが販売しているものと一緒?ほとんど見分けがつきません。同じところで造っているのかな〜とか考えましたが、それはどうでもよく早く購入しないとと思い即決です。

詳細はHPを見ていただくとして、デザイン、機能、そして目立つ色。ハンティングベストとしては言うことは何もありませんね。ポケットもマジックテープですと音がして、鹿などに気付かれてしまいますが、ファスナーですと問題無いと思います。無線機用のポケットもありいいですね。サイズは平均的な日本人サイズで考えていいかと思います。私はジャストサイズで着用するのが好きなので、Mサイズを購入しました。ちなみに私は一般的な人よりも体格がいいと思います(身長174cm・体重71kg)が、ハンティングジャケットの上に着用してもまったく問題ありません。おすすめです。

図1 出典:ハイクストア

つぎはハンティングウェアのアウターです

このアウターはベストと違って、まさにこだわりが出せる自由度の高いレイヤーですね。ここはまさに好み100%でいきたいと思います。候補はアウトドアブランドのみです。趣味で登山もやっていますので、登山ウェアの機能性の高さはもちろん知っていますし、何よりもデザインが素晴らしいものが多いです。たとえばmont-bellも、以前は機能性が高い事は周知の事実でしたが、デザイン性が外国製の物に比べると大分劣っていたと思います(あくまで個人的な見解です)。しかし、最近はデザイン性も高くなり、機能性の高さは言うまでもなく、さらにコストパフォーマンスも高いので世界最高だと個人的には思っています。

そのため、当初はmont-bellにしようかと思っていましたが、とある雑誌を読んでから考えが変わってしまいました。私が雑誌をみて注目したブランドはFJALL RAVENです。フェールラーベンはスウェーデンで1950年に産声を上げ、1960年にフェールラーベン社として設立されたアウトドアブランドです。最初雑誌で見たときは、特に何とも思っておりませんでしたが、見れば見るほどひかれていき、HPをチェックするようになりました。そして、名古屋駅に直営店があることを知り、店舗に行く前にまたもや即決してしまいました(笑)。これは性格ですね。

実際店舗の方でフェールラーベンの代表的なシリーズであるKEB JACKET(図2)とKEB TROUSERS(図3)を着用しましたが、素材も頑丈ですしストレッチも効いているため動きやすくさらにデザインもいい!ということですぐ購入してしまいました。お値段は少々お高いのですが、自分の気に入ったウェアで狩猟ができるというのは嬉しいものです。このへんは猟銃やナイフと同じ感覚ですね。こちらもおすすめです。

ちなみにこのフェールラーベンはハンティングが文化となっている欧州製ですので、狩猟で使えるザックなども販売していますよ。こちらもかなり良さそうです。さらに店舗には同じスウェーデンつながりからか、あのMoraknivも販売してました。

          図2                      図3

アウターはこのような感じですね。ベストも気に入ってますし、その下に着用しているウェアも気に入っています。気分が上がります!是非みなさんも気に入ったウェアで狩猟にいくことをおすすめしますよ。最近はグループ猟で着用するウェアと単独忍び猟時に着用するウェアを分けようかなとかも考えていたりもします(まだ単独忍び猟はやってませんが)。ハンティングウェアは種類が少ないですし、昔からある狩猟系の雑誌等にはあまりおしゃれなウェアが紹介されていませんので情報誌としては以下のものがいいかと思います。それでは次回はインナーを紹介したいと思います。