Hunting clothes (狩猟ウェアの紹介#2インナー編)

狩猟着について


こんにちは。今回は狩猟時に着用しているインナーウェアについての紹介です。外からは見えませんが、冬においてはある意味最も大事なウェアということになりますね。
それでは最後までおつきあいくださいませ。

ちなみに前回の記事はこちらです☞

Hunting clothes (狩猟ウェアの紹介#1アウター編)

まず、私が狩猟をしている地域の気候(主に気温)ですが、真冬の最も寒い日でもおそらく-5℃くらいだと思います。おそらくですよ。でもそんな日は滅多にないので、そこまで着込まなくても大丈夫です。しかしながら、巻き狩りなどのグループ猟では“待ち”と言われる獲物を待ち伏せする役割があり、待ち伏せ場所でそーっと息を殺して待機している時間があります。つまり、動かないため体温が上がらず冷えやすいとも言えます。逆に“待ち”につくまでは登山になりますので逆に体温が上がります。そのため体温調整が非常に重要です。

“待ち”についての記事はこちらをご参照ください☞

狩猟記#1

ということで、狩猟時に着用するインナーウェアに求める機能を整理すると

  1. “待ち”につくまでの登山中において体温が上がりすぎるのを防ぐ通気性
  2. “待ち”について長時間待機しても体温が下がりにくい保温性
  3. 猟銃を構える際に肩関節などの動きを妨げない可動性

といったところでしょうか。通気性と保温性相反する機能がもとめられますが、体温調節はとても大事なポイントです。怠るとおそらく風邪をひくことになり家族から冷たい視線でみられることになってしまうでしょう...そのため、この体温調節は家庭内で地位の低い私にはとても重要なポイントとなります!

では早速私の狩猟時着用ウェアを紹介させていただきます。

「ウルトラライトダウンベスト」
こちらは、世界的なアパレルブランドユニクロの製品です。
なんと言っても“軽量”で薄いため、インナーに使用してもかさばりません。さらにベストにすることで猟銃を構える際の動作、肩関節の挙上をスムースに行えるという優れもの。さらにさらに“安い”!これ大事ですね〜。機能は間違いなくお値段以上です。

実際の狩猟時においても、①保温性③可動性は十分満たしており、高価なアウトドアブランドを購入しなくても私が狩猟を行っている猟場では全く問題はありません。おすすめです。

    出典:ユニクロ

「ドライEXウルトラストレッチジャケット」
こちらも世界的なアパレルブランドユニクロの製品です。
ベストの下に着用するので、大事なポイントは①通気性③可動性に優れているとなりますね。“ドライEX”と銘打っていることからも想像できるように通気性は抜群です。さらに“ストレッチ”とも記載されているので、ストレッチが効いており猟銃を挙上するときもスムースに行えますよ。さらに“安い”これ大事なポイントですね。おすすめです。

出典:ユニクロ

「コールドギア」
こちらは世界的なスポーツブランドアンダーアーマーの製品です。
スポーツをやっている方で知らない人はまずいないと思います。①通気性②保温性③可動性のすべてを兼ね備えたまさに“アーマー”です!ちなみに他の有名なスポーツブランドももちろんこのようなアンダーウェアを出しておりますが、私は昔からアンダーアーマー一筋です。何というか、マッチョなイメージがとても好きです。なんせ米軍も使用していますしね。マッチョな体にはアンダーアーマー!これ鉄則ですw

出典:アンダーアーマー

「レギンス」
こちらは世界的なアウトドアブランドコロンビアの製品を使用しています。趣味である登山でも使用していますので、そのまま使用している感じですね。コロンビアはアウトドアブランドの中では良心的な価格設定で、さらにデザイン性も高いのが特徴です。もちろん機能性にも優れています。このレギンスも保温性だけでなく適度なフィット感が気に入っているポイントの1つです。

出典:コロンビア

「T Aenergy GTX」
靴はMAMMUTの登山靴を使用しています。これは狩猟用に買い足したのではなく、登山で使用しているものをそのまま使っています。狩猟ですと、「長靴」を使用している方が多いと思いますが、私はどうしても長靴を使用する気にはなれませんでした...
長靴が優れている点は①防水性②遮断性というのですかね?ダニなどの害虫の進入を防ぐ効果が高いと思います。しかし、見た目的にはちょっと無理ですね。もちろん現在はデザイン性に優れた長靴も存在しますが、私が着用している狩猟ウェアとは合わないこともあり使用していません。

私が使用しているMAMMUTのT Aenergy GTXですが、素材にはGORE-TEXが使用されており①防水性②吸湿速乾性にも優れています。そして軽量です。何よりも登山靴ですので動きやすくデザインもいいと思います。

あとは、スパッツも使用しています。ゲイターとも呼びますね。雨や土などの進入を防ぎ、防寒効果もあります。特に狩猟では道なき道を進んでいくことも多いので、無いよりはあったほうがいいと思います。私は以下の製品を使用しています。レビューに変な日本語で書き込みがあるので怪しい感じもあるのですが、今のところ問題無いですね。気になるのは靴底にかけるストラップが貧弱そうです。そのあたりは値段も安いのでまあしょうがないかな〜と思っています。

ここまで長々と紹介してきましたが、それでは整理してみましょう。以下のような感じです。

今のところ何も問題はありませんね(出猟回数が少ないというのもありますが...)。やっぱり狩猟でも自分の気に入ったウェアを着用するというのは大事かな〜と思います。そのほうが満足度が高く、気持ちも上がります。もちろん、安全のために目立つ色を着用するのが基本ですよ!
これから狩猟を始めるという方がいたら、個人的には登山用のウェア(アウトドアブランド)をおすすめします。保温性、通気性などの機能の高さは言うに及ばず、デザイン性も優れており最高です。山に入るということは命にも関わる事ですので、狩猟着にもしっかりこだわる必要があると思いますよ。それでは最後までおつきあいいただきありがとうございました。