雑記#5(猟銃2挺目を手に入れる#1)

雑記


こんにちは。Borkです。猟銃を所持してからまだ1年も経っておりませんが、どうしても2挺目がほしくなっていたところ、憧れの猟銃と運命的な出会いがありました!
今回、2挺目を手に入れるため、さっそく警察署に相談に行ってきましたので報告させていただきます。お役に立つのでしょうか...?それではよろしくお願いします。

お行儀よく警察に相談しましょう

前回の雑記で憧れの猟銃、「BROWNING A-Bolt」をいつもお世話になっている銃砲店さんで予約してしまった私...しかも勢いでお金も払ってしまいました。
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雑記#4(銃砲店往訪)なんと出てきたのは憧れのBROWNING A-Bolt !

ただし、猟銃を所持してから1年も経過していないため、申請できるかどうかもわからない状態です。そこで一度警察署へ相談に行くといいと銃砲店さんからアドバイスを受けました。かなりテンションが上がっていましたので、警察署へも早く行こうと考えていました。あんまり遅いと今年度の猟期に間に合わなくなる可能性もありますからね。

ということで担当の警察官の方に電話連絡し、アポを取り訪問日と時間を決めました。警察署に行く前に猟銃を2挺所持する明確な理由を自分なりにまとめ、イメージトレーニングを重ねました。実績(使用した弾数)の方は警察署へ訪問する午前中に射撃場に行き、クレー射撃(トラップ)を行い少しでも実績が増すように準備し、あとは担当の警察官の方に対面する際、お行儀よくするように自分に言い聞かせ警察署に向かいました。

聞かれたことはこんな感じでしたよ〜
事前にアポを取っていたので、スムースに話が進みます。2挺目の猟銃を所持したいことをあたりまえですが正直に伝えます。そこから私と警察官の熾烈なせめぎ合いが始まります。

警察官
Borkさん、すでに1挺猟銃を所持していますが、なぜ2挺目がほしいのです?
Bork
そうですね〜北海道とか行きたいんですよね。実際、私が所属してるグループの一部の方々は、毎年北海道に行ってるんですよね。
警察官
ほ〜それはすごいですね。北海道ですか。
Bork
そうなんですよ。北海道だと獲物までの距離が遠いそうなので、私の自動銃だと厳しいよって言われてですね〜(ここまでなかなかいい流れだと思ってましたw)
警察官
ちなみにBorkさん、北海道には年何回行かれる予定ですか?あと何日くらい滞在するのですか?
Bork
え〜と、年1回ですね。滞在期間は3日くらいだと思います。
警察官
年1回、数日のために2挺目の猟銃を許可するのは...ねえ。
Bork
え〜と、もちろんこちらでも使う予定ですよ(汗:もちろん愛知県でも使用する予定ですよ)。50mくらい離れるとハーフライフルの方がやはり精度がいいですからね(厳しくなってきました...)。
警察官
それだけ飛ぶと他の人に当たる可能性はどうですか?
Bork
それは大丈夫です。人の配置も安全を考慮して行いますし、私は体力があるので最も遠いところで“待ち”をすることになってますので。
警察官
なるほど、でも愛知県は他県より厳しいんですよね。だからもう少し実績とかあったほうがいいかと。あとは2つの猟銃の棲み分けですよね。
いきなり厳しい状況に追い込まれてしまいました。ただしこれは想定の範囲内です。1回行くくらいではよほどじゃ無い限り許可は降りないよと銃砲店さんからアドバイスをいただいていましたので。特に私のような所持してから1年も経過していない者には。熱くならず冷静に話し合いを続けます。
Bork
実績というとどのくらいあったほうがいいでしょうか?
警察官
実際明確な数字はないんですよねw。あとどれくらい出猟したとかですね。
Bork
射撃場だけではダメなんですね?たとえ獲物が捕れなくても出猟したら実績になるんですか?
警察官
そうですね。記録しとくといいと思いますよ。
というやりとりが続きました。先述したように1回の相談では許可は降りないことはわかっていましたので、この辺で一度撤退します。あまりひつこいと嫌われてしまうかもしれませんので。最後にもう一つ気になっていた事を確認します。
Bork
あの〜実はクレー射撃に楽しさを感じてはまっているのですが、射撃用の銃も同じように申請は大変ですか?射撃のみに使う銃です。
警察官
いえ、射撃用など用途がしっかりしている場合は許可がおりますよ。今回も射撃用の銃でしたら大丈夫ですよ。
なにー!これにはびっくりしました。狩猟と射撃というものは同じ銃を扱うのに、こんなにもハードルが違うとは!実際クレー射撃に魅力を感じ始めていた私は、上下二連が気になっていたので心が思いっきり動きそうでした。しかし!2挺目は、やはり初志貫徹でハーフライフルのボルトアクション「A-Bolt」一本に絞ります。ふ~危ない危ない。

そしてそのまま御礼を言って退散しました。わざわざ時間を取ってもらっていますからね。そのまま銃砲店さんに行き、警察署でのやりとりを報告しました。するとこんなアドバイスをいただきました。

  • 猟銃の棲み分け:自動銃はグループ猟や鳥撃ちで使う、ハーフライフルは北海道だけでなく、四つ足専門で“忍び猟”で使う
  • 実績:射撃場は一回に大量の弾を撃つよりも、頻繁に通っているほうが印象がいいこともある
なるほど、そのように説明すればいいのか!とても勉強になりました。憧れの「A-Bolt」を手に入れるため、これで諦めずにまた警察署に相談しにいきたいと思います。
しかし、愛知県は厳しいんですね。そういえば、教習射撃の時に岐阜の射撃場のオーナーがそのようなこと言っていたな〜と当時の記憶が甦りました。愛知県ではあえて相手を怒らせるようなマニュアルもあるとかないとか…。相談に乗ってくれただけでも第一回は成功としないといけませんね。

ということで、次回は火薬申請をするときに、また警察署に相談しに行きたいと思います(もうすぐ実包の許可数に達するので)。そのときはまた報告させていただきます。それでは。