技能講習受けてきました!

Hunterまでの道程


先日、技能講習なるものを受講してまいりました。まだ期日までは時間はありますが、警察の担当の方から、もう1挺猟銃が欲しいなら受講してきて…と言われましたので。はい。もう1挺欲しいんですよ猟銃。正確にはあと3挺まで考えておりますがw。

ということで、今回は「技能講習」についての記事となります。

Hunterまでの道程
技能講習とは?
まず技能講習についてですが、

技能講習とは
猟銃を所持している者に対して、3年に一度、所持している猟銃の種類ごとに都道府県公安委員会が行う猟銃の操作及び射撃技能に関する講習の受講を義務付け、猟銃の基本的な操作が十分でなかったり、射撃技能が低下したことに伴う事故の防止を図ることを目的としたものです。(引用:技能講習受講の手引き)

猟銃は重大な事故に陥る事がありますので、猟銃の検査だけではなく、このような講習がやはり必要という事ですよね。大事ですね技能講習。

ただし!この技能講習が免除されるケースもあります。その対象は以下の通り。

  • 鳥獣被害対策実施隊員として猟銃を使用して対象鳥獣の捕獲等に従事している者で
    あって、内閣府令・農林水産省令・環境省令で定めるもの
  • 鳥獣被害対策実施隊員以外の被害防止計画に基づき猟銃を使用して対象鳥獣の捕獲
    等に従事している者であって、内閣府令・農林水産省令・環境省令で定めるもの
  • 射撃指導員、国民体育大会の選手、又は選手候補者

です。有害鳥獣駆除などをされている方は免除されるらしいです。何故でしょう?日頃から猟銃を触っているからという解釈なのでしょうか?個人的には全員受講させるべきだと思いますけどね。

次に申し込みですが、これは所轄の警察署になります。新たに用意する必要書類は特にありませんが、技能講習受講申込書を提出しなければならないため、あらかじめ県警のHPなどからダウンロードしておくことをお勧めします。

そして受講する射撃場と日程を決め、空いているか否か警察署(直接射撃場でもいいと思います)で確認します。そして必要事項を技能講習受講申込書に記載し、受講料12,300円を持って警察署に行き提出です。大体3週間前くらいまでには申し込みをしないといけませんので、何事も早めに準備しましょう。

もう一つありました。射撃講習の種類を選択しなければなりません。散弾銃の場合、当たり前ですがクレー射撃となります。しかし、初心者講習とは異なり、クレー射撃の中から以下のものを事前に選択する事が可能です。

  • トラップ射撃:トラップから射撃線までの距離が15メートル
  • フィールドトラップ:トラップから射撃線までの距離が5メートル
  • スキート射撃1:クレーがセンターポール上方を通過するように発射されるもの
  • スキート射撃2:クレーがセンターポール上方及び後方30度の範囲を通過するもの

私はスキートはやった事がないため、ここは迷わずトラップにしました。

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技能講習当日

場所はいつもの射撃場。9時開始ですので少し早めに到着するように自宅を出ました。何があるかわかりませんので。到着するとまだ誰も来ていません…その後待っていると受付が始まりましたので、受付を済ませます。当たり前ですが、「銃砲所持許可証」が必要ですのでお忘れなく。そして射撃用ベストも。

当日は私含めて受講者は4人でした。年齢はバラバラですが、間違いなくダントツで私が一番若造でした。最初は座学から始まります。当日配布される「技能講習受講の手引き」に沿って講義が進行していきます。

内容はテキストすべてというよりも、特に重要なポイントを掻い摘んでといった感じですね。復習にはとてもいいと思います。そして猟銃の分解・組み立てを行います。これは自分の猟銃で行いますので、簡単です。このときの注意点は銃口が人に向かないようにする事です。次に猟銃の保持、携行を確認します。この際は自分の猟銃が上下二連か自動銃で異なりますので注意しましょう。まあテキストに書かれておりますので心配はありません。さらに模擬弾を用いた装填・脱包も行います。このときはもちろん指がトリガーにかからないように注意しないといけません。

座学から猟銃の分解・組み立て、保持、携行が終了したら、いよいよ射撃教習です。

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射撃教習

射撃教習はトラップを選択しましたので、それなりに自信はあります。一発中れば合格ですからねw。さすがに中りますよね〜。ただクレーピジョンを中てるよりも射撃体勢にはいるまでの動作を気をつけないといけませんね。室内で行った動作の総集編といった感じです。

初心者講習の時はクレーピジョンが直線しか飛んでいきませんでしたが、技能講習は左右も飛んでいきます。ただし、事前にどちらに飛んでいくかはわかりますので、心配はいりません。実際行った感想としては、まず案外と緊張しますw。採点されていると思うと普段通りにはいきません。もちろん最初だけ。そして肝心のトラップですが、国際や公式はもちろんJAPANルールよりもクレーピジョンの速度が遅いです...これは中てられます。事実、右方が苦手な私もかなり中てることができました。

最後、試験官の方から自分の射撃と猟銃の取扱についてのフィードバックをいただけます。これはありがたいですね。ということで、無事に初の技能講習が修了しました。全部で2時間くらいでしょうか?あとは警察から合否判定が送付されてくるのを待つのみです。

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まとめ
今回技能講習を受講して良かったと思います。慣れてくるといろいろ雑になりやすいので、こう言う機会に復習できるのは、事故を未然に防ぐためにも大切なことだと思いますね。免除制度をなくして、猟銃所持者は全員受講したほうがいいのでは?と思いました。

なんというか、落とすための講習ではなく、あくまでも安全に所持するための確認といった感じです。今後受講される方がいらしたらあまり心配しなくてもいいかと思いますよ。

さあ、合格していたら次は2挺目申請です!楽しみです。それではまた。