雑記#8 今田×東野のカリギュラ シーズン2(東野、カラスを食う)見ました~

雑記


こんにちは、Borkです。暑すぎた8月もついに終わり、ようやく9月になりました。ということは狩猟解禁まであと2か月!まだまだ準備は十分ではないのですが、非常に楽しみです。

現在は2年目のシーズンに向けていろいろ勉強中で、主に書籍やYouTubeなどの動画から情報を収集しています。そんな折、amazon primeのオリジナル番組である「今田×東野のカリギュラ」がシーズン2を配信するという情報を得ました。

カリギュラ」とは禁止されるほど試したくなる心理現象。地上波放送では、禁止された企画書の数々。マニアックすぎて視聴率が見込めない。コンプライアンス的にNG。くだらな過ぎる。しかしそんな禁止された企画書の中には宝が埋もれている。一度は闇に葬りさられた企画がいま蘇る!という内容です。  amazonより

この「カリギュラ」、色々な企画を番組内で行っていますが、私が興味を持ったのがもちろん「狩猟編」です。これは東野さんが以前から狩猟に興味があるということから企画されたようで、狩猟免許を持っていない東野さんがハンターとともに狩猟を行う(同行し、狩猟現場の見学や捉えた獲物の止め刺し、解体を自らの手で行う)という内容です。

ちなみにシーズン1では、サバイバル登山家として有名な服部文祥氏と北海道に赴き、エゾ鹿猟を行います(羨ましい!)。さらに同シーズンのvol2においては、猪を罠で捉える事にも挑戦しました。同行するのは猪の生け捕りで有名な片桐邦雄氏。
どちらも非常に見ごたえのある内容でしたね。個人的には服部文祥氏の自宅での狩猟についての会話や片桐邦雄氏の罠猟への考え方などが興味深かったです。

そして今回、「カリギュラ」自体がシーズン2となり、狩猟企画も続編が出たというわけです。評判が良かったのでしょうか?いずれにせよ続編があるのはありがたいです。

シーズン2の舞台は?
シーズン1の舞台が北海道、シーズン1vol2の舞台が片桐邦雄氏の猟場である静岡県でした。そして今回のシーズン2の舞台はなんと我が “愛知県” ! です。
そして、獲物は“カラス”… 番組では“熊”を狩りたいと、全国の熊狩りをしているハンターにコンタクトを取ったらしいですが、「危険」「命を落とす」と言われ、すべて断られたらしいです。まあ、当然ですよね。猪も向かってくる動物ですが、熊は殺傷能力が違います。先月発売された「狩猟生活」でもヒグマに襲われたが、一命を取り留めたハンターの方が紹介されていました。

番組的には“熊”は最も撮影価値が高いでしょう。ヒグマだったら日本最大の陸上哺乳類ですし。本州のツキノワグマでも大きいと100kg以上になります。東野さんと番組ディレクターはこのシーズン2中に海外も含め挑戦するとは言っておりましたが、どうなるのか。

同行するハンターは?
今回、カラスの狩猟撮影に同行したのは、愛知県豊田市で山里カフェMuiを営んでいる「清水潤子」さんです。この清水さん、ハンター歴3年ですがすでに100羽以上の鳥類を仕留めているとか。すごいですね。

ちなみに愛知県で鳥獣被害が最も多いのが、カラスだそうです。知らなかった…恥ずかしい。カラスって数がとてつもなく多そうですよね。天敵っていう天敵もいないと思いますし、オオタカなどに狩られることがあるそうですが、オオタカとはn数が違いすぎます(カラス:首都圏で80,000羽以上 オオタカ:全国で9,000羽 参考:環境省)。首都圏だけでこの数が生息している...この差だと、自然に減る事はないでしょう。

かといって、有害鳥獣駆除だけでもそこまで数は減らなさそうです。ハンターは、同じ有害鳥獣駆除なら鹿や猪にいくと思います。配当金なども関係していると思いますが、カラスって日本では好んで食べる人もいないですよね。食用になりやすい鹿や猪でさえ有効活用されずに廃棄されている状況で、あえてカラスを狙うハンターは極少数ではないでしょうか。

カラス猟の実際
実際に愛知県設楽町でカラス猟を始めるのですが、シーズン1でもあったおきまりのドローン撮影をスタッフが試みようとするシーンがでてきます。もちろんこれは“アウト”。
こういうシーンはほんといらないんですよね。なんか狩猟をバカにしている気がします。もちろん清水さんも怒っていました。

清水さんが時々カラス猟の注意点を東野さんに教えます。たとえば...

  • カラスは見つけて3秒以内に撃たないと逃げられる
  • カラスの視覚は人間の5倍
  • カラスがいても指を指してしまうと警戒してしまう

とか。3秒以内って、ほとんど狙っている時間ないですよね。カラスは頭がいい(小学校低学年程度)ので、ハンターかどうかなど見極めてそうですね。この“頭の良さ”は記憶力と学習能力が高いということからきているそうです。その理由として食べ物を蓄えておく貯食習性によるのではないかと言われています。視覚は人間の5倍以上ありそうですが、今度詳しく調べてみたいと思います。

今回の収録では雨などの影響もあり、仕留められたのは撮影の最後の最後でようやくという感じでした。清水さんもかなりプレッシャーがかかっていたかと思います。自分の狩猟の様子を撮影されてますからね。

そして最後は東野さんが仕留めたカラスの解体を行い、食しておしまいという流れでした。味の方は、「山賊ダイアリー」での食レポと違い(肉が硬い)、おいしいと東野さんが食しながら言っていました。液晶画面を通してですが、確かにおいしそうには見えましたね。食性によっても差が出るのでしょう。

まとめ

私はまだ鳥猟を行ったことがありませんが、今回の「カリギュラ」を視聴し鳥猟に魅力を感じました。今シーズンは鳥猟も行ってみたいと思います。いや、絶対にやります!ただし、また狩猟鳥類の勉強しないといけませんが...

一点気になったのは服装です。有害鳥獣駆除の一環で行ったからかもしれませんが、清水さんもガイドの方も「the 猟友会ベスト&キャップ」を着用されていました。視覚に優れ、学習能力の高いカラスなら服装でハンターか否か判断してそうです。

今回、「カリギュラ」を視聴しましたが、見る価値は十分にあると思います。特に私のような初心者には。ふざけ過ぎているシーンもありますが、それを差し引いても勉強になります。狩猟に興味のある方は是非視聴してみてください。

私個人の意見としては、今後の「カリギュラ」には、熊猟の前に国内にいるヌートリアやアライグマなどの外来種をターゲットに狩猟を行い食していくというのが見てみたいですね。やってくれないかな〜。それでは。