#2 伊吹山登頂

Mountain-climbing


人生初の超長期休暇である10日GW(正確には私は9日)もついに終了となってしまいますね(涙)。10日間もGWがあるって聞いたときは、そんなに休んで大丈夫か?とか心配しておりましたが、あればあるでいいもんですねw。これを機に毎年超大型連休、国策として作ってもらいたいな〜とか思って憂鬱になっております。

で、今回はですね。いつもの狩猟ネタや射撃ネタではなくて、もう一つの趣味である『登山』ネタです。このカテゴリー「Mountain-climbing」の前記事は北岳登頂でした。あれからすでに半年...趣味といっても取り憑かれるほどのものではなくゆる〜く行っていますので、年2回くらいしか登山はしません。今回は2019年、令和元年の第一弾という事になります。

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伊吹山とは?

伊吹山(いぶきやま〈いぶきさん〉)は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山である。一等三角点が置かれている山頂部は滋賀県米原市に属し、滋賀県最高峰の山です。“Wikipediaより”

というようなあまり高くない山ですね。ただし低いからといってなめてはいけません!この伊吹山の特徴は1合目から登山を開始するという事です。他の山は割と途中から登山を開始する事が多い(有名な富士山は5合目からがメジャーなルートかと思います)のですが、伊吹山は1合目からということで丸々1,377m登る事になります。私的には自宅からもそれほど遠くなく、かつそこそこの高さを登る事になりますので、トレーニングに最適な山だと思っています。

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登頂開始

登山道ですが、数ルートあるようです。私はいつも「表登山道」と呼ばれる南東山麓の米原市上野から南西斜面のスキー場跡地を経由して山頂に至るルートを使用します。この登山道が利用者数が最も多いようですね。まず登山道に入る前に入山料を任意で払います。値段は300円です。あくまで任意ですので個人の自由ですが...登山道やトイレ等の整備費用かと考えれば払う方がいいかと思います。登山道に入る前に神社がありますので、登山の安全を祈願してもいいかもしれませんね。

ちなみに伊吹山は3合目までトイレがありませんので、この神社の近くにあるトイレを利用しておくといいと思います。

登山を開始するとまずは木々の中を歩いて行きます。ここは陽があまり当たらないため、道がぬかるんでいる事が多いので注意が必要です。どうしてもこういう木々の中を歩くと野生動物のフィールドサインを探してしまうのですが...無いですねw。

そしてしばらく歩くと、急に開けたところに出ます。この辺りからスキー場の跡地を経由していくルートになります。「伊吹山高原荘」という旅館がありますので、一度休憩する事をオススメします。多くの方がここで一度休憩しています。ウェア等で体温調整するのもいいかと思いますね。ちなみにここが1合目です。いよいよ登頂開始です。

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3合目到着

「伊吹山高原荘」を出て一気に3合目まで登ります。傾斜も緩やかですので特に気をつけるようなルートではないのでハイペースで進めると思います。3合目はトイレが設置されており、またこのあと傾斜が急になるのでここで一度休憩を取ります。ちなみにトイレは故障中で使用不可となっていました...この後は元々スキー場だっただけあってそこそこの斜面を登っていきます。といっても登山道はよく整備されており、歩きやすいので体力さえあれば特に苦になることはありません。

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6合目到着

3合目からはそこそこの斜面をひたすら登ります。伊吹山は元々スキー場だったこともあってか、木々があまり生えていないため見晴らしがいいのが特徴です。当たり前ですが登れば登るほど景色が良くなっていきます。6合目くらいまで来ると、晴れていれば琵琶湖が良く見えます。これは見応えがありますね。他にも水田とかもあり、琵琶湖を中心に人々の生活が成り立っているのがなんとなくわかります。

6合目ですが、避難小屋が目印です。実際は避難小屋のもう少し上が6合目なんですがw。この避難小屋周辺の方が開けているため休憩には向いていると思います。ここまで割とハイペースで進んできているので、一度休憩します。

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登頂

6合目からは頂上まで一気に登ります。ここまでかなりいいペースで登ってきました。8合目の看板には頂上まで0.9kと記載されています。ここまで来るとほぼゴールですね。ちなみに9合目の看板はこのルートだと見当たらないんですよね。他のルートにあるのかもしれません。そして9合目まで車で登れますw。初めて伊吹山に登頂した時は、頂上でやけに軽装の人が多く、こいつら山を嘗めてやがる!と憤った事もあるのですが、車で9合目まで登れる事を知り力が抜けましたw。あの頃はあまり持久力が無かったので結構きつかったんですよね〜。余裕が無かった事からくる怒りですね...

伊吹山の上りの参考タイムが3時間20分ですが、30分ほど早く登頂できました。やはりトレーニングに丁度いい高さですね。頂上は前述のように車で来てる人もいるため、人で賑わっています。さらに今回はGW中という事もあり過去最高の人...こんなに人気があったのか伊吹山!そんな伊吹山ですが、頂上には「日本武尊」が鎮座しております。まるで日本を見守っているかのようなお姿。霊的なものを感じますね。

その他に伊吹山の特徴としてはお店も充実しているのでお土産も購入できます。これは9合目まで車で登れる伊吹山ならではでしょうねw。私自身は購入した事はないんですけど...

頂上で1時間ほど昼食を兼ねて休憩します。頂上での昼食は定番のカップラーメン、そして珈琲。この2つ登山には欠かせません!当日は晴天で気候も良かったため、本当に美味しくカップラーメンと珈琲をいただけました。

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下山
下山は参考タイムが2時間30分ほどなんですが、混雑を抜けてからはトレラン並みに(大袈裟ですが)とばし、100分ほどで一気に下山しました。スキー場の辺りは割と傾斜がありますのでスピードは稼げますが、大腿四頭筋の遠心製収縮を終始しいられます。膝を痛めないように注意が必要です。

3合目には先述したトイレの他に廃墟となったホテルなどが近くにあります。これまでは素通りだったのですが、今回は寄り道してみようという事になり、ちょっと寄ってみました。廃墟となったホテルの横にはかつて使用されていたゴンドラなどもあり、なかなかのミステリーツアー気分が楽しめます(建物の中には入らない方がいいと思います)。誰かが入った痕跡などがあります(空のペットボトルとか)が...

そして日本で初めてスキー術を会得した方の銅像も立っています。かつてはスキー場だった伊吹山。もう人が来ないホテルの横に立つ銅像。栄枯盛衰。何かはかなさを感じますね。

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まとめ

息吹山は往復6時間程度が参考タイムです。私は好きな山です。景色もよく難所も特にありません。まさにトレーニングに丁度いいのです!今回は寄り道して新たな発見もありましたw。登山の楽しさから人の世の栄枯盛衰も感じることができる、“伊吹山”オススメです。