射撃記#1

Shooting Diary


三度目の正直を実現するための射撃練習(2018.2.12)

こんにちは。Borkです。

狩猟デビュー戦、2戦目においての巻き狩りでの痛恨のミスショット...自責の念に駆られたあの日。二度あることは三度あるになるか、三度目の正直にするかはひとえに自分次第だと思います。やはり失敗から学ばないと同じ過ちを繰り返してしまう...☞狩猟記#1 狩猟記#2

同じシチュエーションになった時、失敗したイメージが想起され、脳はイメージを忠実に再現しようと身体に指令を出す。そして...また打ち損じる(涙) という『トラウマ』にならないように(一度そうなると良いイメージに上書きしていくのは大変です)、今日は射撃練習で自分なりに確認したいことがあり射撃場にやって来ました。

やって来たのはこちら、☞愛知県総合射撃場 私自身2回目です。

施設はとても広く第1から第4射撃場まであり、充実した射撃練習が行えます。しかし!同じ愛知県でも私の居住地からは高速で90分弱かかるため、気軽にとはいきません。今日も午前中のみということで理解ある御家族の許可をいただきました。

9:00から射撃練習が可能のため、少し早めに現地入りします。当射撃場、山の中にあるため、気温が都心より4℃ほど低く、また路面が凍結している箇所が結構あるので車で来るとき(車しか無理ですが)は注意が必要です。今年のように雪が多く寒波が押し寄せているような時期ではノーマルタイヤはまず無理です。

8:45くらいに到着し、受付の方に挨拶をします。2回目の利用であること、初心者であること、そしてクレー射撃(トラップ)をやりたい旨を伝えます。受付の方には親切に対応していただき、9:00開始に合わせ、準備に入ります。この時点でお客は自分のみ。逆に気楽に行えるのでありがたいですね。

トラップ射撃とは
トラップ射撃とは、散弾銃で飛翔する標的(お皿)を撃破し、その枚数によって勝敗を決めるスポーツです。1番から5番まで射台が横一列に並んでおり、1番から順番に回っていき計25枚(左10枚・直進5枚・右10枚がランダムに飛翔していく)のうちの撃破した枚数で競います。トラップ射撃はクレー射撃の一種で、その他にスキートやダブルトラップなどがあります。 

9:00になりましたので、射撃場に入り、プーラーの方に挨拶をします。次に銃砲店の方にも勧められたように、まずは真っ直ぐのみで5枚づつ皿を飛ばしてもらいます。

真っ直ぐに飛んでいく皿を狙い撃ちます。けど、なかなか当たらない… 第1射台では2/5枚という燦燦たる結果。これはヤバいと思い。次の射台に移ります。自分しかお客がいないので、気は楽です(笑)。見られていたらさらに緊張したと思います。ここで我に返り、自分の課題を確認するために射撃場に来たことを思い出します。

第1に射撃フォームの確認です。動画で撮影したりしていないので、鏡の前で練習したように構えます。私の癖としては、頬付けのために頭部が右側に側屈しやすいため、なるべく頭部を側屈せずに銃を構えます。

ここから徐々に当たるようになり、最終的には15/25発という結果でした(真っ直ぐのみですが)。やはり射撃フォームは大事ですね。次のラウンドも同様に真っ直ぐのみで行い感覚をつかめた感じがしたので、3ラウンド目は一般的な「左10枚・真ん中5枚・右10枚」の計25枚で行います。どこに飛んでいくかは、皿が出てみないとわかりません。

そして、マイクを通してプーラーの方に合図を送ります。出た!右側に飛んでいきました。照星に皿をとらえ引き金を引きましたが、外しました。当たり前ですが、左右に飛ぶだけで全然違います。何発か外したところで、もう一つの確認事項を思い出します。それは「目標の少し先を狙う」でした。鹿を外したと考えられる原因の一つが少し先を狙わなかったことだと反省したはず。

3ラウンド終盤にきて左右に飛んでいく皿の少し先を狙うように調整します。すると、当たるようになりました。なにかコツが少しつかめそうになったところで、3ラウンド目は終了です。気温が低いため、手先が動きにくくなってきました。

少し休んでから、最終の4ラウンド目に挑戦します。自分の課題である「①射撃フォーム②目標の少し先を狙う」 を意識し、第1射台に入ります。ここからはわりと調子よく皿を割れるようになり、最終的には19/25枚という結果でした。これがいいのか悪いのかはわかりませんが、射撃場に来た目的である課題を確認することができたため、自分としては満足です。

前回までは狩猟をまだ行っていない状態での射撃練習でしたが、今回は狩猟を意識しての射撃練習です。目的が変われば意識もまったく変わります。やはり射撃練習は大事ですね。あらためてそう思いました。ベテランの方々は自分の射撃スタイルがあってもいいと思いますが、自分は初心者のため、射撃フォーム等は基本に忠実にいきたいと思います。そのうち自分なりの癖が出てくるかもしれませんが…

私が参加できる次の巻き狩りは、2月下旬です。それまではまた、イメージトレーニングとシャドウ射撃の反復練習あるのみです!

Bork
考察

射撃練習のメリットについて
1.動体視力のトレーニング(トラップ射撃では時速約100kmで皿が飛んでいく、対して鹿や猪は山中で約40~50km)
2.射撃フォームの確認(動画などで撮影すれば、自分の射撃フォームを客観的に分析することが可能)
3.銃の取り扱いに慣れる
4.当てる感覚を養うことが可能
ほかにもあると思われるが、以上のことから射撃練習を行うメリットは十二分にあると考えられた。